骨粗鬆症の看護|治療における各種療法と骨折予防のための指導
骨粗鬆症の多くは生活習慣が関与しているため、その場で治療が終わればそれで終わりというわけにはいきません。看護しているうちから食事内容や適切な運動について正しい知識と実践方法を伝え、患者に治療終了後も骨粗鬆症にならない生活を継続してもらえるように指導することが重要です。...
View ArticleWBCは野球じゃなく白血球|看護師あるある【vol.54】
WBCの季節がやってきた!世間では、WBC,WBCってにぎわっているみたい。 しかし、私たち医療従事者からするれば、WBC=ワールドベースボールクラシックではありませんから!! WBC=ホワイトブラッドセル(白血球)なので、そこの所よろしくね! 世間が当たり前のように使っている言葉が、看護師たちにとっては全く違う意味になってしまう。 いちいち、糖尿病をDMと言ったり、虫垂炎をアッペと言ったり...
View Articleクリティカルケア看護|定義や看護師の役割、キャリアアップ方法
クリティカルケア看護という言葉を聞いたことがありますか?クリティカルケア看護は、2000年以降になって注目を集めるようになった看護領域の1つです。 当ページでは、クリティカルケア看護の定義や意味、クリティカルケア領域での看護師の仕事、キャリアアップの方法について解説しています。また、クリティカルケア看護をさらに深めたい方のために、クリティカルケア看護学会の情報もまとめました。...
View Article自分の体調管理もできないのに、他人を看護なんてできない|看護師あるある【vol.55】
看護師業務の中に、患者の体調管理がある。 しかし、日々のハードワーク。そして、風邪などのウイルスをもらうリスクにさらされた環境によって、体調を崩してしまうこともちょいちょいある。 さらに、ギリギリの人数で回している医療現場は、休むことなんてそうそう許されない。 体調が悪くなったら、とりあえず病院(職場)で診察を受けに出勤しなければならないという、過酷な状況が待っている。...
View Article実習中は過食になるか拒食になるか|看護師あるある【vol.56】
看護学生辛すぎる! ストレスがたまり過ぎて、おかしくなりそう! 暴飲暴食でストレス解消するしかないよ。食べないとやっていけないよ。 こんなんじゃ、自分保てないからとにかく食べて、食べて、食べまくるしかないよ! そして、実習が終わるころには確実に太ってしまう・・。 もしくは、過食に走れるのはまだマシで、食べる意欲まで失ってしまうと、もう本当に重症。...
View Article指導者の質問が恐怖|看護師あるある【vol.57】
看護師は仕事をしていく上で、先輩たちにいつ何を突っ込まれても良いよう、常に万全の体制を取っていなくてはなりません。 勉強不足=それは「死」にあたいするくらいの恐ろしい地獄が待っています。 「根拠は?」 「ちゃんと調べたの?」 これらに対抗するための万全な知識を持っていなければ、宿題が待っています。 そして翌日「昨日のあれ、ちゃんと調べてきた?」という質問が必ずやってきます。...
View Article落屑の看護|高齢者など落屑の多い患者に対する看護問題と皮膚ケア
高齢の患者に多い落屑は、命にかかわる問題ではないものの、皮膚の損傷のリスクを上げるものですので、積極的な看護介入が必要です。 また、落屑とは乾燥で皮膚の角質が剥がれ落ちたものなので、皮膚の乾燥に対する看護計画を立てて、ケアを行うことで、皮膚の損傷を予防することができます。 1、落屑とは 落屑とは、皮膚の表面が剥がれ落ちたものです。皮膚の垢のようなものと思ってください。 出典:皮膚がんのお話...
View Article人によって言ってることが違う|看護師あるある【vol.58】
なんで先輩によって、言っていることが全然違うのだろうか。 何が真実で、誰を信じれば良いのだろうか・・。 「他の先輩は○○と言っていましたよ」なんて、歯向かってしまったら更に機嫌が悪くなってしまうんでしょ、どうせ。 本当に何が正しいか検証するために他の先輩も巻き込んで、3人で話し合いになることはちょいちょいあるけど、それが気まずいのなんの。...
View ArticleCO2ナルコーシス患者の看護|観察項目と具体的なケアのポイント
普段、私たちは無意識に呼吸をしています。息を吸って吐くことで、生命活動に必要な酸素を体内に取り入れ、不要となった二酸化炭素を排出しています。 通常、体内の酸素と二酸化炭素の濃度は呼吸によって調整されていますが、疾病等により酸素と二酸化炭素のバランスが崩れてしまうことがあります。呼吸機能の障害は、死に直結する可能性が高く非常に危険です。...
View Article4時間仮眠できる日もあれば、オールの時だってある夜勤|看護師あるある【vol.59】
4時間「よっしゃ!ぐっすり寝れたぞ!」 2時間「うん、まぁ、普通ですよね」 1時間「か、仮眠ができるぞ!」 オール「で、ですよねー…」 夜勤での仮眠なんて、全く期待してないよ。だって常に何があるかわからないからね。 もうね、最初からある程度は覚悟しているからさ、4時間仮眠ができるなんて奇跡に近いんだよ。労働時間には、休憩がちゃんと含まれているけど、そんなのいい加減であってないようなものが実態。...
View Article拘縮の看護|原因と種類ごとの特徴および介助者が可能な援助
拘縮は重度になると自立した生活がほぼ不可能になるため、介助者の役割が非常に大きくなります。拘縮患者が何に悩み、どんな問題を抱え、どのような援助を必要としているのかを知ることが大切です。 患者の病状次第では生活の全てを介助者に依存することもあるので、看護の質次第で患者のQOLは大きく左右されます。 1、拘縮とは...
View Article新人の時は敬意をもって接していたのに、慣れてくるとタメ口で話してしまう|看護師あるある【vol.60】
本当は良くないのだろうし、後輩の前では気をつけなくちゃいけない。 だけど、やっぱりタメ口の方が患者さんとの距離感が近くなるから、ついついこの口調になっちゃうんだよね。 看護師に成りたての頃は先輩も目を光らせていたし、患者さんとの距離感もよく分からなかった。ちゃんと敬意をもって、綺麗な言葉で接していたよ。...
View Article掻痒感の看護|掻痒感の原因や看護計画、看護ケアのポイント
掻痒感は苦痛を感じますし、なかなか眠れないなどQOLを大きく低下させるものです。でも、掻痒感はポイントを押さえた看護ケアをすることで、薬剤を用いなくても軽減させることができます。 掻痒感の原因や看護計画、看護ケアのポイントをまとめましたので、これから掻痒感のある患者の受け持ちをする時の看護に活かしてください。 1、掻痒感(そうようかん)とは...
View Article一番キレイな辞め方は寿退社だ!という結論に至るも相手がいない|看護師あるある【vol.61】
辞めたいけど、なかなか辞めさせてくれない職業。それは看護師。 わたしたち看護師は、人手不足や人間関係などいろいろなストレスをいつも抱えながら働いているのです。特別な理由がない限り、退職を申し出ようものなら看護部長、看護師長、事務長まで総出で引き止められ、結局、退職できないことも多いのです。 キレイに退職していった人たちはみんな「寿退社」だ!...
View Article軽視できない!低栄養状態の理解と看護による質の高いアプローチ
低栄養は、栄養バランスが不均衡な状態である低栄養は高齢者や寝たきりの闘病患者など、特別な状況下のみに起こる問題と考えられています。しかし現実は異なり、年齢を問わず体調不良や精神状態の変化などでも陥る可能性があります。 また、低栄養は様々な病気の起因となる恐れがあり、日々の気付きや注意が重要です。適切な情報や対策方法を知ることは、質の高い看護を提供していく上で非常に大切な要素となります。...
View ArticleNRSの看護|NRSスケールを用いた疼痛のアセスメントと看護計画
痛みは主観的なものですので、看護師は患者の痛みを正確に把握することができません。でも、疼痛緩和はとても重要な看護になりますので、できる限り患者の痛みを客観的に把握する必要があります。 患者の主観的な痛みを客観的に評価するためのものが、NRSという疼痛スケールです。NRSについて、またNRSを用いた疼痛アセスメントや看護計画をまとめました。 1、NRSとは NRS(Numerical...
View Article採血の看護|採血の方法とコツ、内出血しないポイント
採血は看護師の基本となる看護技術ですが、どうしても苦手という人も多いと思います。採血が苦手だと、患者さんに苦痛を与えることになりますので、苦手意識を克服しなければいけません。 採血の血管の部位や血管の選び方、採血の方法とコツ、内出血しないポイントをまとめました。採血が苦手な看護師さんは、ぜひ参考にしてください。 1、採血をする血管の部位と選び方...
View Article観血的整復固定術の看護|術後合併症と術後の看護計画のポイント
観血的整復固定術とは骨折の治療法の1つで、手術によって骨折のずれを治して、金属のピンなどを用いて、直接骨を固定する治療法になります。 観血的整復固定術は早期離床が可能であるというメリットがあるので、高齢の患者にもよく用いられる骨折の治療法になります。観血的整復固定術の基礎知識や合併症、術後の看護計画をまとめていますので、ぜひ参考にしてください。 1、観血的整復固定術(ORIF)とは...
View Articleパーキンソン病の看護|症状や原因など基礎知識とケアのポイント
50歳以上に発症する場合が多い「パーキンソン病」。運動症状や自律神経症状、精神症状などが現れ、患者には多くの不安が伴うことがあります。また、その治療は長期にわたるため、看護師には適切な看護ケアが求められます。 今回は、パーキンソン病の症状や原因などの基礎情報と、看護計画の参考になるポイントをまとめてみました。ぜひ日々の業務の参考にしてください。 1、パーキンソン病とは...
View Articleベッドメイキングの看護技術|手順・注意点と看護のポイント
入院患者にとってベッド上は、食事、睡眠、排泄、診療、治療の場でもあり、生活空間そのものです。患者は一日の大半をベッド上で過ごすことになります。安全で快適な環境は患者にとって非常に重要で、ベッドメイキングは患者の生活環境を整えるための必須項目です。...
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