看護師長の「ちょっと…」が、ちょっとで終わらない|看護師あるある【vol.18】
師長がこっちを見て「あ!」っていう顔をした時は要注意。というか、逃げ出したくなります。だって、師長が「○○さん、ちょっといいかしら?」と言ってきた時は、ちょっとで済んだ試しがないんですから。 たいていは長丁場。最低15分は覚悟しておかなくてはいけません。しかも、話の内容が面倒くさいことだらけ。...
View Article貧血症状を訴える患者の観察項目と看護計画・ケアのポイント
近年では極端なダイエットを行ったり、偏食や頻繁な外食、特にファストフード、そしてインスタント食品の流行などで、栄養が偏って貧血症状を訴える人が多くなっていますが、医師の診断や治療が必要とは考えない場合が多く、症状が悪化して初めて病院へ受診するケースがほとんどです。...
View Article看護師長が作る勤務表は、師長のやりたい放題|看護師あるある【vol.19】
看護師は希望どおりに休めないのは分かっている。でも、月に1回くらいは希望休をとりたいですよね! 月1回くらいは、何とかシフトを調整して希望した日を休みにしてほしい。ほかの日が、少しくらいきついシフトでも我慢するから。というのが看護師の本音。...
View Article看護師さんではなく、名前で呼ばれると嬉しい|看護師あるある【vol.20】
患者さんから、いつも何て呼ばれていますか?ほとんどの場合、「看護師さん」ですよね。別に「看護師さん」って呼ばれることに不満はないんです。「私の名前は看護師じゃありません!」なんて言うつもりはないし。 でも、時々ふとした時に「○○さん」と患者さんから名前で呼ばれると、ほっこりして嬉しくなっちゃいますよね。「あ、名前を憶えていてくれたんだ」と思うと、少し顔がにやけてしまったりします。...
View Articleたまに可愛いおじいちゃんおばあちゃんに癒される|看護師あるある【vol.21】
働いている時って、いつも時間に追われていて、イライラして余裕がない看護師さんは多いですよね。 面倒くさいドクター、仕事のできない後輩看護師、ナースコールを連打する患者。心の中では、「もういい加減にしてよ!」と思いながら働いています。...
View Article前立腺生検の看護|検査前から術後までの看護手順と看護計画
がんの発見に役立つ前立腺生検。比較的に簡単な検査であるものの、初めての方は実際にどのように検査を行うのか分からないと思います。そこで今回は、前立腺や前立腺生検の概要に加え、検査の手順・看護についてご紹介します。 1、前立腺とは...
View Articleこっそり外出する患者さんがいても、看護師にはバレバレ|看護師あるある【vol.22】
日中の一般病棟は、医師や看護師の人数が多いし、面会の人の出入りも多いのでいつもゴミゴミしています。それにまぎれて、外出許可も取らずにソ~っと抜け出してしまう患者さんがいるんです。 でも、バレバレなんですよね。質が悪いのが、抜け出す時に見つけられず、抜け出してから発覚すること。...
View Article肺がん患者への看護計画(OP・TP・EP)と終末期におけるケア
近年、日本人が罹患するがんの部位は、大腸、肺、胃、前立腺、乳房の順に多くなっていますが、がんによる死亡原因のトップは肺がんです。 2015年の統計1)によると、がんによる部位別死亡数は、男性53.208名、女性21.170名となっており、男女合計では7万4378人で最多となります。今回は、患者数の多い肺がんとその看護について、知見を深めていけたらと思います。 1、肺がんとは...
View Article目の前にいるのに、ナースコールを押される|看護師あるある【vol.23】
大部屋の病室で検温をしている時に、ナースコールが鳴ってPHSを見てみると、自分がいる病室の部屋番号が表示されている。。。 「うん?」と思って、病室を見回すと、こちらを見つめてニコニコ手招きしている患者さんと目が合う。 「なんで、ナースコール押すのよ?目の前にいるじゃない!」と心の中で思いつつ、「どうしました?」と聞いてみると、「体温計がピピッて鳴ったから、測り終わったよ」と体温計を手渡されるだけ。...
View Article低カリウム血症・高カリウム血症患者への看護のポイント
私たちにとって身近な食物から摂取できるミネラルの代表でもあるカリウムは、体内での貯蔵量が不足または過剰になったりして、濃度に異常が発生すると低カリウム血症や高カリウム血症を引き起こします。 いずれも初期段階では無症状であったり、さまざまな原因が考えられるといった共通の特徴があり、慎重かつきめ細かい看護が求められます。...
View Article患者「私の血管は一発じゃとれないわよ」というプレッシャー|看護師あるある【vol.24】
採血の時の「私の血管は一発じゃ取れないわよ」という患者さんからのプレッシャー、何なんでしょうか? そんなプレッシャーをかけられたら、緊張するじゃないですか!緊張したら、思わず針先がぶれてしまったり、手に変な汗をかいて上手く採血できなかったりするし。...
View Article尿失禁を呈する患者への看護目標・看護計画とケアのポイント
自分の意志に関わりなく尿が漏れてしまう事で悩んでいるけれど、恥ずかしくて我慢しているという人が大勢います。特に比較的若い女性の場合など、家族にも言えず、医師に相談する事もできずに悩んでいるのが実情です。...
View Article「転んだ」という事後報告。言うならすぐ言え、すぐ言わないなら最後まで言うな!|看護師あるある【vol.25】
患者さんが転倒したら、骨折や脳内出血などのリスクを考えて、念のためすぐに医師に診察してもらって、必要ならレントゲンやCTの検査をしなくてはいけません。 でも、看護師の目が届かないところで転ぶと、患者さんが事後報告してくることがあるんですよね。「あ、看護師さん。ここ見てよ。この前転んで、ぶつけちゃってさぁ」膝の内出血を見せてきたり。...
View Article構音障害の看護|観察項目とコミュニケーションに関するケア・指導
病気が原因で、言葉が不明瞭になったり、会話のリズムが乱れたりするのを「構音障害」といい、のどや呼吸器、舌、あご、唇など発語、発音器官が麻痺してスムーズに動かせなくなる運動機能の障害で、脳卒中(脳梗塞や脳出血)の後遺症が典型です。...
View Article自分は寝れてないのに患者さんに「良く眠れましたか?」|看護師あるある【vol.26】
夜勤中の朝、起床後の検温の時に、「おはようございます。よく眠れましたか?」と患者さん1人1人にテンプレのように尋ねますが、そんな自分は一晩寝ずに働いているので、眠くて眠くて仕方がない状態。 「ちょっとでも気を抜くと、立ったままでも眠れます」状態の看護師がフラフラしながら、笑顔で患者さんに「眠れました?」と聞くのって、なんか変ですよね。...
View Article指導者に見られると、緊張から測定があやふやになる|看護師あるある【vol.27】
新人看護師の頃は、血圧測定や採血の時など、後ろにプリセプターや指導者が立っているだけで、異常に緊張してしませんか? いつもはスムーズにできることでも、後ろに立っているというプレッシャーや威圧感を感じるだけで、動悸や息切れがするんです。変な汗をかいてしまうことも。...
View Articleなんやかんや患者とお別れするときは寂しい|看護師あるある【vol.28】
患者さんが退院する時は、看護師にとって一番嬉しい時。特に、自分が中心になって受け持った患者さんが、元気に退院していくのを見ると、看護師としてのやりがいを感じます。 その患者さんが、食事制限や就寝時間を守らないようなちょっと面倒な患者さんだったりすると、「ようやく退院かぁ~。」なんて、ちょっとせいせいしたりすることもあります。...
View Article髄膜炎の看護|発症機序と種類、患者に対する予防・観察・ケア
髄膜への感染によって引き起こされる髄膜炎には、さまざまな発症のきっかけがあり、予防策の徹底や迅速な診断が特に求められる病態です。発症機序や症状の種類を把握した上で、看護の現場では患者の状態に合わせた観察やケア、感染予防策を進めていくことが肝心です。 1、髄膜炎とは...
View Article血圧再測定の値が変とイチャモンつける患者|看護師あるある【vol.29】
高血圧の患者さんの血圧を測った時、「150/94ですね」のように測定結果を伝えると、「家ではそんなに高くなかった!」と言い訳してくる患者さんは多いですよね。 言い訳してくるだけなら良いんですが、「血圧計が壊れているだ」とか「あんたの測り方がおかしいんだろう!」といちゃもんをつけてくる面倒な患者さんもいます。...
View Article乳がんの看護|術前・術後・終末期における乳がん患者への看護計画
乳がんは日本人の女性の部位別がんの発症数第1位です。1年間に9万人近くの人が乳がんに罹患し、1万3000人以上の人が乳がんで亡くなっています。 乳がんの患者に質の高い看護を提供できるように、乳がんの基礎知識や乳がんの看護計画を確認しておきましょう。また、乳がん看護を深めていくために認定看護師になる方法やスキルアップのための看護セミナーの情報をまとめています。 1、乳がんとは...
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