不穏時・クレーマー対応は、別料金頂きたい|看護師あるある【vol.30】
看護師の仕事をしていて、精神的な負担が大きいのは、オペ後の重症患者さんの受け持ちをする時でも、急変対応をする時でもありません。 精神的な負担が大きいのは、不穏の患者さんの対応をする時。そして、クレーマーの対応をする時。どっちも精神的な負担が大きくて、終わった後にグッタリします。 不穏の患者さんやクレーマー対応には、対応1回につき○○円のように特別手当をつけて欲しいくらいに精神的にきついですよね。...
View Article看護におけるアドボカシーの役割と意義、遂行のためのポイント
看護におけるアドボカシーとは端的に言うと「患者が自身の権利を守るための自己決定をできるように支援すること」です。その実現のために看護師は、患者やその家族に十分な情報を提供し、理解を促して自己決定できるように働きかけます。さらには、医療従事者との仲裁も行います。 1、アドボカシーとは...
View Article夜勤明けで帰るときの開放感は異常|看護師あるある【vol.31】
夜勤明けのあの開放感って何なんでしょう?「抑圧から開放されるとはこういうことか!」と思うほどの開放感に包まれますよね。 夜勤終了の1時間前頃から時計が気になり始め、勤務終了30分前にはソワソワしだして、「お疲れ様でした~」と病棟を一歩出た瞬間は、疲れているのに思わずスキップしたくなります。 そして、ナース服から私服に着替えて、病院から外に出た瞬間、まるで羽が生えたかのように足取りが軽くなる!...
View Article看護におけるポジショニング|正しい方法、実施に際する注意点
自力で動くことのできない患者の関節拘縮や変形予防、褥瘡(じょくそう)予防などで役立つ「ポジショニング」。患者自身の能力を発揮できる最適なポジションを提供することが重要です。 今回は、ポジショニングの定義(意味)から特に重要な褥瘡ケアでの正しい方法、ポジショニングを実施する上での注意点をまとめてみました。ぜひ日々の業務の参考にしてください。 1、ポジショニングとは...
View Article実は患者さんより働いている自分の方が体調悪い|看護師あるある【vol.32】
看護師はちょっとくらい体調が悪くても、休むことができない仕事。1人でも病欠が出ると、他の看護師さんに多大な迷惑をかけますから。 新人看護師の頃、「体調が悪くても、這ってでも出勤して」とプリセプターに言われたことがある看護師さんは多いはず。 だから、頭が痛くても、熱があっても、お腹が痛くても、吐きそうなくらい気持ち悪くても、看護師は働かなくてはいけません。...
View Articleインフルエンザと看護|感染予防と患者が発症した場合の対処
例年冬になると流行するインフルエンザは、看護の現場においても要注意な存在です。患者がインフルエンザにかかったり、重篤化する危険を少しでも減らすために予防策を徹底し、現場で発症者が出た際には速やかに感染拡大を防ぐ対策を進めることができるように、万全に備える姿勢が求められます。 1、インフルエンザとは...
View Article就職する時より、退職面接の方が面接官の人数多い|看護師あるある【vol.33】
看護師が退職するのは一苦労。「辞めたい!」と思ったからって、すんなり辞められるわけではないんです。 師長にあの手この手で引き留められるのは、当たり前のこと。ひどい時には、退職面接をやらなくちゃいけないことも。...
View Article夜勤中に自分の意識レベルが低下していく。明け方は二桁|看護師あるある【vol.34】
長時間の夜勤は、本当に疲れます。しかも、眠い!そのため、夜勤をやっていると、少しずつ自分の意識レベルが下がっていくのを実感します。 夜勤開始時はクリアなんですけど、夜勤中にずっとバタバタと休む間もなく働いていると、日付が変わったあたりで、少しずつ意識レベルが下がり、「あれ?今日って何曜日?」と見当識障害が現れるようになります。JCSⅠ-2でしょうか。...
View Article「記録のために実習してるんじゃないでしょ?」だけどやらなきゃ怒られる|看護師あるある【vol.35】
実習中は、とにかく記録との闘いになる。記録をどれだけ効率よく終わらせることができるかが、実習中の睡眠時間を確保できるかどうかのカギと言っても過言ではありません。 そのくらい、看護実習中の記録は多いんです。「なんでこんなに記録があるの?」と泣けてくることもあるほど。...
View Article疼痛の看護|原因と種類、術後や骨折などにおける疼痛緩和の援助
疼痛で苦しむ患者の痛みは、看護側からすると程度が分からず、ケアの仕方に困る場合があります。本記事では疼痛について、その発生メカニズム、治療方法、疼痛の看護計画、骨折時の看護、疼痛の評価スケールについて解説します。疼痛の看護にお役立てください。 1、疼痛とは...
View Article申し送りの時、詰所にいる気まずさ|看護師あるある【vol.36】
看護師さんたちが申し送りをしている時に、詰め所で記録をしていると、なんか気まずい。 特に、新人看護師さんが先輩看護師に申し送りをしていて、「なんでそう思ったの?」、「根拠は何?」、「え?ちょっと意味わかんない」とか突っ込まれているのを見ると、本当に気まずい。 申し送りをしている方を見ないようにしつつ、でも、気になって聞き耳を立ててしまうことも。...
View Article脱水症の発現症状・程度に基づく点滴(輸液)の実施と看護ケア
通常人間の身体は約6割が体液、つまり血液・リンパ液・尿・唾液・粘液・消化液などから成り立っています(割合は年齢によって異なり、新生児では7~8割、高齢者では5割程度です)。 体液は身体にとって不可欠なもので、腎臓によって一定量に保たれています。摂取する水分量が不足したり、排出される水分量が増えると体内の水分が減り、体液が不足します。この体液が不足した状態を「脱水症」と言います。...
View Articleパソコンで医療用語が一発変換されない|看護師あるある【vol.37】
実習中の記録をパソコンで書いている時、「褥瘡」とか「左側臥位」とかのワードが一発変換できないのにイラつく! 褥瘡や左側臥位なんて、看護師をやっているとよく使うワードなのに、一発変換できないから、スペースキーを連打することになる。しかも、連打しても出てこないから、漢字一文字ずつ打ったりしなくちゃいけないし、時間の無駄!...
View Article【やっぱ白って透けるの?】看護師さん達に気になる事を全部インタビューしてみた!
こんにちは☆←ヒトデといいます! 本日はこちら、「ナースのヒント」様に寄稿させて頂く事になりました! ナースのためのWebメディア! という事ですが、僕はナースではないし、ナースの出る動画は良く見てますが困ってしまいました というわけで 実際に働いているor働いていた看護師の皆さんに実際に話を聞いてきました! 今回は3名の方にご質問させて頂きました!...
View Article膀胱がん看護|術前・術後における精神的安楽へのサポート
膀胱がんは数ある悪性腫瘍の中でも低頻発であり、死亡者数も他と比べてそれほど多くはありません。また、早期の段階(ステージⅠ)で発見され、適切な治療がなされれば、ほとんどの場合、再発の可能性は高いのですが、予後良好となります。...
View Article担当看護師を探すために、病棟内を何周も歩き回る|看護師あるある【vol.38】
実習中に受け持っている患者さんの担当看護師さんに、確認したいことがある時、担当看護師さんを探すのに、異常に苦労することがある。 ナースステーションにいない、病室にもいない、こっちの病室にもいない、リネン庫にもいない…。あれ?どこ?どこにいるの?と探しながら、いつの間にか病棟を一周していたり。...
View Article術後イレウスの看護|早期診断のための観察と発症患者への看護ケア
腸管内容物の貯留によって発症するイレウス。発現症状は、腹痛や嘔吐といった一般的なものであるため、早期に特定することは難しく、重症化してから発見されるケースは珍しくありません。...
View Article病棟が何階であろうと階段使用|看護師あるある【vol.39】
看護実習中って、なんでエレベーターを使っちゃいけないんでしょうか?別に、学生がエレベーターを使ったって、患者さんの邪魔にならないし。そもそも、使うとしたら職員専用エレベーターだし。 職員の皆さんの邪魔になるってこと?いやいや、だからって9階病棟に行くのに、階段使うのはないでしょ!...
View Article「根拠は?」よりも怖いもの。それは沈黙|看護師あるある【vol.40】
看護実習中、指導者に「明日は、この患者さんにこういうケアをしたいと思います」と報告した時の「その根拠は?」という返事。ドキッとするほど怖い。 患者さんのバイタルを報告した時の「で?」という返事。冷や汗が出るほど怖い。本当に怖い。 でも、「根拠は?」よりも、「で?」よりも怖いものがある。それは、沈黙。。。...
View Article電車が遅延しても「自己管理できてないんじゃないの?」と言われる|看護師あるある【vol.41】
実習中に電車が遅延して、30分の遅刻をしてしまった!もちろん、「電車が遅延して遅れます」という連絡はすぐにしたし、駅で遅延証明書をもらって提出もした。そして、駅から実習先までは走った! 遅刻したのはいけないことだけど、自分なりにできることはしたつもり。ただ、それでも怒られるのが看護学校の怖いところなんです。...
View Article