高血圧の患者さんの血圧を測った時、「150/94ですね」のように測定結果を伝えると、「家ではそんなに高くなかった!」と言い訳してくる患者さんは多いですよね。
言い訳してくるだけなら良いんですが、「血圧計が壊れているだ」とか「あんたの測り方がおかしいんだろう!」といちゃもんをつけてくる面倒な患者さんもいます。
高血圧の患者さんは、血圧を測る時に緊張するので、血圧が普段よりも高くなるのは分かるんですけどね。
いちゃもんをつけてくる患者さんには、「じゃあ、もう一度測ってみましょうか」ともう1回測るようにしています。
でも、たいていは2回目の方がさらに血圧が高くなっているんですよね。だって、患者さんは「また血圧高かったらどうしよう?」とさらに緊張しているんですから。