看護師に向いている人、向いてない人に共通する性格はあるのでしょうか?「看護師に向いてないかも」と思っている人はまずはこれを読んでください。そうすれば、「もう少し看護師を続けてみようかな?」と思えるはずです。
1、看護師に向いている人の5つの性格
看護師に向いている人の性格というと、どんな性格を思い浮かべるでしょうか?「優しい」とか「気が利く」などの性格かもしれませんね。確かに優しくて気が利く人は看護師に向いていますが、それよりも看護師に向いている性格があるのです。
1-1、意外とマイペースな人
看護師に向いているのは、マイペースな人です。看護師は協調性も大切ですが、それと同じくらい他人に振り回されず自分を持っていることが大切になります。患者さんに親身になって看護をしようと思って気持ちを入れ込み過ぎると、振り回されることがあります。そうすると精神的に持ちません。そのため、マイペースな人、自分をしっかり持っていて、他人との距離を保てるような人は看護師に向いているのです。
1-2、気持ちの切り替えが上手な人
看護師に向いているのは気持ちの切り替えが上手な人です。仕事中にミスをしてそれを引きずっていたら、集中力がなくなりますのですぐにケアレスミスを起こします。1つのインシデントが次のインシデントを招くのは、看護師あるあるだと思います。
また受け持ち患者さんの死をいつまでも引きずっていたら、目の前の患者の看護がおろそかになったり、精神的に落ち込んでうつ病になってしまいます。看護師はミスをしても、先輩に怒られても受け持ち患者さんが亡くなってもうまく気持ちを切りかえていくことが大切なのです。
1-3、空気を読むのがうまい人
空気を読むのがうまい人は看護師に向いています。看護師は個人プレーの仕事ではありません。チームメンバーと一緒にまた同じシフトに入ったメンバーで協力しながら働きます。そのため、その場の空気を読んだ行動・発言ができる人は人間関係がうまくいくので働きやすいのです。
また医師とコミュニケーションをとる時も患者や家族と話す時も、空気を読むことは必要です。看護師は空気を読んで相手のことを考えた言動ができると仕事がスムーズに進みます。
1-4、好奇心旺盛な人
看護師に向いている性格は好奇心旺盛な人です。看護師は日々勉強を続けていかなくてはいけません。どんどん新しいものが導入されてくるのでそれを覚えなければいけないからです。また、今まで脳外科で働いていたのに、突然循環器内科に異動になるなど予期せぬ職場異動で新しく勉強しなければいけないことも多々あります。
この時に好奇心が旺盛だと、「新しいことを知りたい!」と思えて勉強することが苦ではないのでどんどん知識を吸収していくことができます。
1-5、おしゃべり好きor 聞き上手な人
看護師はコミュニケーションスキルが必要な仕事ですので、おしゃべりが好きという人は看護師に向いています。でも、あまり自分から話すのは得意ではないけれど人の話を聞くのは好き・得意という人も看護師に向いています。看護師の仕事は情報を伝える・説明することもありますが、それ以上に患者の話を聞く・情報収集をすることが大切な場合もありますよね。
患者は看護師に話を聞いてもらうだけで楽になったように感じることがあります。また、聞き上手の人は患者からいろいろな情報を引き出すことができるのでより良い看護をすることができるのです。
2、看護師に向いてない人っているの?
「私、看護師に向いてないかも」と悩んでいる人は多くいます。誰もが、「私は看護師向いてないかも」とか「辞めたほう良いかも」と悩んでいるのです。
そして看護師に向いてない人というのは、実はいません。先ほどの5つの性格に当てはまらない人も大丈夫です。ただ今の仕事・職場があなたの性格に向いてない可能性があります。たとえば、おっとり型の人はスピード重視の急性期病棟で働いていると向いてないと感じると思います。患者とのおしゃべりが好きなのに、手術室で働いているケースも「私、看護師に向いてない」と感じるでしょう。
だから向いてないと思っている人は、転職して職場を変えてみると思います。職場ごとの看護師の仕事内容を確認してから転職先を決めると良いでしょう。看護師の仕事自体が向いてないという人は、美容クリニックや保育園、治験コーディネーターなど、定番の看護師の仕事以外の職場で働いてみると、私って看護師に向いているかもと思えるかもしれませんよ!転職サイトで求人を探してみてくださいね。
まとめ
看護師に向いている性格と向いてない性格についてまとめました。看護師に向いてないと悩んでいる人は、ちょっと今の職場・仕事内容が合っていないだけなのです。あなたの性格に合った職場を探せば、「私、看護師に向いている!」と思えるようになるはずですよ!