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鬱になり、月給23万円の看護師を退職しました

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看護師の退職

この度、なかなか辞められなかった看護師の職を、鬱病になり、念願かなって退職することができました。在職中の給与は月給23万円でした。

(看護師は、入職より辞める時の方がエネルギーを使う)

 

東京ではじめてのクリニック勤務で学んだこと、経験したこと、これからを活かしたいことを自戒の念を込めて時系列でまとめたいと思います。

 

入職経緯「脳神経外科でバリバリ働きたいと思った」

当時、専業主婦になるつもりでしたが、私の性分がじっとしていられないところがあり、専業主婦1週間を経過したところで再就職活動をすることとしました。

(今まで体力の限界まで働いてたから、家に居ても何していいかわかんない)

 

年齢的にまだ若いこともあって、子どもの計画はなく急性期でバリバリ働きたいと思っていたところ、家から車で5分程度の脳神経外科のド急性期と噂されるクニックが見つかりました。

早速、東京を地元とする看護師の友人に評判などを聞きました、中には「人間関係がよくない」という人もいました。

が、「自分ならこの職場でも大丈夫

と友人のアドバイスを突っぱねて、面接を受けました。

 

入職0~3ヶ月「理想の上司とめぐり会う」

面接は、その場で合格、何時から来れますか?とても好印象の看護師長と事務長で、私のこれまでの経験をみて、給与的にも好条件(とこの時は思っていました。あんな激務になるなんて想像もできなくて)で入社出来ることとなりました。入職直後は、まさに理想の上司だと思っていました。

 

面接の翌々日の入社となり、一日明けて出勤すると、制服はきちんと用意され、ロッカーや自分に必要なもの物を不足なく用意され、とても良い職場に入職出来たと思いました。

 

脳神経外科で必要なペンライトや必要知識の書いてある冊子なども頂けました。教育体制は、クリニックのため公立病院のようなしっかりとしたものではありませんが、アットホームな感じでもともと居る職員が、一緒に業務に当たり教えてくれるといった感じです。プリセプターなどはいませんでしたが、なんとなくフォローある不満のない環境でした。

 

次の月より夜勤等も開始し、仕事にも慣れてきました。このクリニックは、師長も夜勤をしていて、月に7回程度、私も夜勤をしていました。

 

入職4ヶ月~1年①「理想の上司が”すぐキレる人間”だと判明」

入職して慣れてきた頃、少しずつ不穏な空気がでてきました。

看護師長は改革派というか、なんでも取り入れてダメなら止めればいいという考え、自分の思い通りにならないと「キレる」一面が見えてきました。理想の上司は”すぐキレる人間”だとわかってしまったのです。

(ヒステリックな、上司ってどこの病院でも必ずいるけど、看護師長のキレ方は私の想像を超えていました)

 

例えば、固定チームナーシングだった看護方式は、急に機能別看護に変更、「今日から、仕事の担当を決めて、残業を減らす努力をします」と言ったのはいいものの、急に職員がそれに対応する事は難しく、、、

 

入職4ヶ月~1年「ナースコールを無視する師長」

上手くはかどらなくなり、残業減に至らないと「何で時間内にできないの!!」とその日のリーダーを叱責しはじめ、座って記録をしていたリーダーの椅子を蹴り飛ばし、床をダンダンと踏みしめる始末!!

 

初めてその光景を見た私は、衝撃を受けました。

 

その後、同僚の看護師に聞くと、そんなの日常茶飯事。あなたが入職してきたから少なくなっていたけど

「猫かぶる我慢の限界だったんじゃない?」

といわれました。

(猫かぶり??嫌な予感・・・)

 

その後も、カンファレンス中にナースコールが鳴ると「何?なんですか?今は、行けません」と意味不明な対応、「私行きます」と言うと、「なら行って」という始末。

(ナースコールに行けないなんて、言っちゃダメっしょ)

 

そして、患者さんの転院先が上手く決まらないと連携室より連絡が来ると「はぁ、なんで!!ちゃんと仕事してよ」と言いながら電話を切り、また、床を鳴らしています!!

(またかよ・・・)

 

入職4ヶ月~1年 ③「師長に対して患者からクレームが入る」

しかし、気分のいい時は、ものすごく人柄の良い師長で、「患者さんの為に笑顔で、明るく頑張ろう」と言います。

でも、その豹変ぶりは患者さんや患者さんの家族にも知れ渡り、「なんでいつも叫び声が聞こえるの?」「怖い」「早く退院させてほしい」と家族からも相談を受けたこともありました。

 

夜勤のとき、院長に「どうしてあんなに感情起伏が激しいのか、家族からのクレームもあります」と伝えると、院長自身、師長が怖くて意見出来ないそうなのです。

(家族からクレームくる師長って、一体なんなんだろ)

 

入職1年〜2年半「退職者4名。私は心療内科に通うようになった」

私が入職して、師長の猫かぶり期間が終了した時点で退職した看護師は4名、そのうち心療内科に通うようになった看護師は2名。

(この師長のせいで歴代のスタッフたちは精神崩壊したのか・・・)

心療内科に通うようになったうちの一人は私です。

 

とはいえ、知識的には尊敬できる部分もあり、たくさん学ばせて貰う事が出来ました。

 

しかし、その傲慢ぶりで、知識は活用される事無く、彼女の看護はゴーイングマイウェイと言った感じで、手荒で厳しいものでした。

(固定チームナーシングのはずが)

 

私も、2年半勤務したものの、心と身体が疲弊し、今はその職場を離れています。

(でも、看護師という職が嫌いになったわけではありません。看護師に復職したい気持ちももちろんあります。いやになったらまた、専業主婦になるという手で退職できるし、復職してみよっかなしようかな)

 

正看護師:東京都、25才の匿名投稿

The post 鬱になり、月給23万円の看護師を退職しました appeared first on 看護師あるある - ジョブデポ看護師ブログ《公式》.


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