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Facebookが起こした奇跡!赤ちゃんの時に助けてくれた看護師と再会

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看護師と赤ちゃん元記事:http://www.freep.com/story/news/nation/2015/09/29/woman-burned-baby-finds-nurse-who-cared-her/73021434/

 

Facebookで、1977年のニューヨーク州・アルバーニで、火事で負傷した赤ん坊を抱っこしている看護師の写真を投稿したアマンダ・スカピナティ(38)。彼女は、傷ついたとき、いつもこの写真に元気をもらっているといいます。

 

助けてくれた看護師にお礼が言いたい

 

ニューヨーク州・アルバーニ。幼少時にひどいやけどを負ったアマンダは、当時病院で赤ちゃんだった彼女を助けてくれた看護師にお礼をいうチャンスをつかみました。それは、SNSに投稿した、38年前の看護師の写真のおかげでした。

 

アマンダは、若い看護師の腕に抱かれる当時の写真を、宝物のように思っているといいます。この写真は、アルバーニ・メディカルセンターの1977年の年間報告書に匿名で記載されたものでした。写真家のカール・ハワードによるこのモノクロ写真は、まるで名画『聖母子像』のように、人々に力を与えるものでした。

 

当時の火傷のせいでいじめの標的に

 

「成長するにつれて、火事によって身体的に醜くなってしまいました。そのせいで、目をつけられ、いじめられました」と、アマンダはいま、アルバーニから25マイル南にあるアテネに住んでおり、過去を振り返りました。

 

「たとえこの看護師がだれなのかわからなくても、いつもこの写真を見ていつも彼女に語り掛けていました。この看護師の女性を見ているといつも元気がわいてきて、彼女が私を守ってくれるような気がしているのです」(アマンダのFacebook:https://www.facebook.com/HugnKiss77/posts/10206679522682577

 

アマンダは20年前、この看護師を探そうと試みましたが失敗に終わってしまいました。友達に勧められてFacebook上で今月、写真を投稿したときには、「看護師の顔に名前のタグをつけてください」という彼女の願いが叶うとは思ってもいませんでした。

 

投稿から12時間で5,000シェアされ、地元テレビ番組でも取り上げられる

 

「12時間の間に、地域中で5000シェアされました」とアマンダは言います。彼女は今、ある会社の人事部のマネージャーとして働いています。

「しかも、次の朝には地元のテレビニュース番組で取り上げられたのです。私はもうふっ飛んでしまうくらい驚きました」

 

元アルバーニメディカルセンターの看護師のアンジェラ・ライリーは、アマンダにFacebookでメッセージを送りました。「写真の中の看護師は、スーザン・バーガーで、シラキュースに数年前に移りました」と。

 

「写真のように、彼女はとても優しくて面倒見がよいの」とライリーはメッセージに書き残しています。

 

ローカルテレビのリポーターがスーザンを捜索した結果、いまは、ニューヨークのフィンガーレイク地方にあるカゼノビアカレッジのヘルスセンターで監督職についていることが分かりました。

 

38年振りに看護師と再会

 

アマンダは、スーザンと電話で話すことに成功しました。

 

「本当に素晴らしかったわ」とアマンダ。「スーザンはとても丁寧で優しい声をしていて、むかしの私のイメージそのままだったの」

アマンダが火傷で重症を負ったのは生後3か月のときでした。当時赤ちゃんだったアマンダはソファーに寝転がっていましたが、近くに熱い蒸気スチーマがある床に落ちてしまい、蒸気スチーマの上に転がってしまいました。そして、スチームによって火傷を負い、メントールを含んだ軟膏を溶かしてしまいました。その結果、何年間にもわたり、彼女は皮膚の再生手術を受けなければなりませんでした。

 

スーザンは写真当時、大学を卒業したばかりの21歳で、メディカルセンターの小児回復ルームで勤務していました。写真の中で、彼女は長いウェーブヘアーをバレッタで後ろにまとめ、パフスリーブの真っ白なナース服を着ていました。赤ちゃんのアマンダの頭は、ガーゼでしっかり包まれています。

 

「私は彼女のことを覚えています。彼女はとてもおだやかでした。ふつう、赤ちゃんが手術から戻ってくると寝ているか泣いているかのどちらかです。でも、アマンダはとても落ち着いていました。それはすごいことなんです」とスーザンはコメントしています。

一方で、スーザンは、「患者と再会することは恐怖でもあった」と語ります。

 

最後に

 

「私には、どれだけ多くの看護師に、こんなに幸せでラッキーなことが訪れるか分かりません。誰かが、ずっとずっと、看護師のことを覚えてているなんてことが」とスーザンは言います。「私は、何年も患者さんをケアする全ての看護師を代表して、とても名誉なことだと思います」


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